薬なしで偏頭痛を治しました。 ~偏頭痛からの解放~

偏頭痛と月経

月経時の頭痛=生理痛ではないかも?月経関連偏頭痛とは

偏頭痛で悩んでいる女性は大勢いるかと思います。そんな中でも「生理が来ると頭痛が酷くなる…」という方居ませんか?
ここでは偏頭痛と女性なら毎月くる月経についての関係性をご説明したいと思います。

●偏頭痛と月経
偏頭痛に悩む女性の多くが「偏頭痛持ちだから、生理痛は頭痛で来る…」という悩みを持っています。
実際に統計上でも生理が始まる数日前から生理の3日目あたりまでの間に偏頭痛が来るという統計が取れています。
理由としては、女性ホルモンのエストロゲンという成分の分泌量が月経時や排卵時に急激に減少します。それにより偏頭痛が起こるのです。
この月経によって引き起こされる偏頭痛のことを「月経関連偏頭痛」といいます。

●「月経関連偏頭痛」
この月経の始まる数日前から3日目程まで続く偏頭痛のことを「月経関連偏頭痛」と言いますが、この頭痛の特徴は、他の時期の偏頭痛に比べて症状が重く、痛む時間や期間が長いのが特徴です。
また、生理時期の頭痛は、偏頭痛持ちの女性でも「この頭痛はきっと生理痛のひとつなのだろう」と思っている方も多く、他の腹痛や腰痛などと同様に市販薬でどうにかしようと考えている方が多いです。
しかし、あまりに痛みが強い場合は市販の頭痛薬が効かないということもあるようです。

●「月経関連偏頭痛」と経口避妊薬(ピル)の関係性
経口避妊薬(ピル)を服用している女性は昨今で増えてきていますが、それは避妊用だったり、生理痛を抑えるためなど理由は様々ですね。
ただピルを飲んでいる場合でも偏頭痛が起こりやすくなることがあります。ピルには女性ホルモンが含まれており、21日間の服用と7日間の休薬を繰り返します。
その休薬の時期に月経が重なるのですがその期間に偏頭痛が起こることが多いようです。
また、偏頭痛に前兆があるなしによって服用できないことがあるので、ピルの服用を考えており、偏頭痛を持っている女性はきちんと医師と相談しましょう。


月経時の頭痛=生理痛と捉えてしまっている女性は多いかと思います。
ただ、生理中にあまりにもつらい頭痛がある、薬が効かない、また元々偏頭痛持ちの女性は、単なる「生理痛の症状のひとつ」と捉えずに「月経関連偏頭痛」を疑ってみた方がいいかもしれません。