薬なしで偏頭痛を治しました。 ~偏頭痛からの解放~

薬物乱用頭痛とは

その頭痛、薬物乱用頭痛ではないですか?

「薬物乱用頭痛」という頭痛を聞いたことがありますか? 「ずっと頭痛が治らないなあ…」「薬を飲んでるのに効かないなあ」という人、もしかしたらその頭痛、「薬物乱用頭痛」かもしれませんよ?

●薬物乱用頭痛って何?
「薬物乱用頭痛」とは、元々偏頭痛や緊張型頭痛など、頭痛の種類は問わずに普段から定期的に頭痛に悩まされている人がなることが多く、
頭痛を止めようとして薬を多用することにより「かえって頭痛が酷くなってしまった」「前よりも痛くなる頻度が多くなってしまった」などの症状が出る頭痛のことを「薬物乱用頭痛」といいます。

●どういう人がなりやすいの?
・元々偏頭痛などの「頭痛」の症状が1ヶ月のうち半月以上出ている
・月に10日以上頭痛の鎮痛剤を飲んでいる(市販か処方されたものかは問わない)
・薬をいくら飲んでも効かず、より痛みが強くなる
・前は効いていた薬が今は効かなくなってしまった。
・薬を変えてもしばらくするとまた効かなくなる。
・朝起きてすぐの状態で頭痛がすることが多い。

上記のようなことに当てはまる人は「薬物乱用頭痛」である可能性が高い人です。

●どういう仕組みで「薬物乱用頭痛」は起きる?
「薬物乱用頭痛」を発症している人は元々、偏頭痛持ちであったり前々から「頭痛」に悩まされている人なのでいきなり「薬物乱用頭痛」になる人はほとんどいません。
文字通り「薬を乱用したことによって引き起こる頭痛」なので頭痛の薬を飲むことが原因になってきています。
酷い頭痛が起きたとき、市販薬や処方された薬など「鎮痛剤」を飲みますよね?それを何度も繰り返していると「予防」としても頭痛薬を服用してしまうようになり、脳が痛みに敏感になってしまうのです。
そうなると頭痛の回数が増えるのに、薬は徐々に効かなくなってしまうという悪循環に陥ってしまいます。


元々頭痛持ちだけど、最近痛みの頻度が高い、また薬があまり効かなくなってきた…という人は「薬物乱用頭痛」を疑ってみてもいいかもしれません。
痛みが酷い時に薬を飲むのが必要な時はもちろんあると思いますが、その量や飲む頻度を見返してみましょう。
「薬物乱用頭痛」を引き起こすだけでなく胃や肌が荒れたり、体の別の部分に異常が出てきてしまうこともあります。