薬なしで偏頭痛を治しました。 ~偏頭痛からの解放~

偏頭痛は冷やすといい?

偏頭痛は冷やすのと温めるのどっちがいいの?

「偏頭痛が起きた時は冷やすといいって聞いたことがある」「いや違う温めたほうがいいと聞いた」そんな会話を聞いたことがあります。
どちらもよく言われていることですが、実際はどちらが正しいの?

●偏頭痛は冷やすべし!
「偏頭痛が起きたときは冷やすといい」これが正解です。
どうして冷やすといいのかというと、偏頭痛は血管が急激に拡張したことによって起こる頭痛なので、簡単に言えば血管が拡がる前の状態に戻してやればいいのです。
偏頭痛の前兆症状として肩こりなどが起こることから、温めたほうがいいの?と思う人も多いかと思いますが、それだと血管を拡げようとしてしまうので無意味どころか悪化してしまう時があるので注意しましょう。

●どこをどう冷やせばいいの?
大切なのは痛む部分を冷やすということです。結局目的は拡がった血管をゆっくり元に戻すことなので、患部を冷やさなければ意味がありません。
例えばこめかみ部分が痛むというなら、その部分に氷枕を当てるように横向きになって寝たり、小さい保冷剤などをタオルにくるんであてたりしてあまり動かず静かにしてましょう。

●緊張型頭痛は冷やさないで!!
偏頭痛と似た症状を出す「緊張型頭痛」。偏頭痛と混同されがちですが、緊張型頭痛のときは冷やしてはいけません。
緊張型頭痛はその名の通り、筋肉などが緊張し血行が悪くなることから起こる頭痛なので冷やすと逆効果になってしまいます。
この場合は温めて、血液の流れを良くし、リラックスすることで回復へと向かっていきます。
緊張型頭痛は偏頭痛と似てはいますが、ぎゅうっと締め付けられるような痛みが特徴なので、偏頭痛と間違えないように気をつけてください。


実際に「偏頭痛」は冷やすと少し症状が緩和されたり、その場で治まったりしますが、全ての頭痛がそうではありません。
緊張型頭痛のように温めるという全く逆の対処法があるものもあるので、自分の頭痛がどういったものなのか、しっかり理解しておくことが大切です。