薬なしで偏頭痛を治しました。 ~偏頭痛からの解放~

偏頭痛の処方薬について

知っていますか?処方薬に隠された副作用とは

実際に医師の診療を受けた場合どのような処方薬が使われるのでしょうか?
偏頭痛と診断されたら必ず一度は耳にすると言われる二つの薬剤についてご説明いたします。

●「トリプタン系薬剤」と「エルゴタミン製剤」
その二つはこちら「トリプタン系薬剤」と「エルゴタミン製剤」です。
脳血管の拡張により脳の中で最も大きな神経が刺激され、その刺激信号が大脳に伝わることが原因となり偏頭痛の症状が現れている方に処方される薬剤です。
トリプタン系薬剤は既に始まってしまった偏頭痛に対して使用することが出来ます。
働きとしては刺激信号が伝わらないようにブロックし吐き気や光・音に過剰に敏感になってしまう症状も抑えることが出来ます。
トリプタン系薬剤の種類は五種類あります。錠剤・点鼻薬・注射・口の中で溶けるタイプ・水なしで服用できるタイプです。
これら五種類を患者さんの症状、服用するタイミングを踏まえ医師から処方されます。
エルゴタミン製剤は偏頭痛の前兆期または発作時に対して使用することが出来ます。
働きとしては、拡張してしまった脳血管の筋肉を縮小させ血管周囲の炎症を抑えることが出来ます。
エルゴタミン製剤の種類は錠剤のみです。

●副作用について
それでは次に「トリプタン系薬剤」と「エルゴタミン製剤」の副作用についてみてみましょう。
この二つの薬剤に共通して見られる副作用は「嘔吐」「しびれ」です。
その他トリプタン系薬剤には「悪心」(胸のむかつき・吐き気などを指します)胸部への「圧迫感・痛み」の副作用があり、
エルゴタミン製剤では「下痢・食欲不振」「不眠・めまい」の副作用があると言われています。
もちろん個人差はありますが、副作用についてはしっかり知っておきましよう。

●知っておきたい注意点
最後に処方の際に必ず確認して頂きたい二点をお伝え致します。
まず一つ目は「エルゴタミン製剤を服用して24時間以内はトリプタン系薬剤を服用することは出来ない。」
二つ目は「エルゴタミン製剤は血管を収縮させる働きがある為、胎盤の血管収縮を引き起こす可能性が充分考えられる。そのため妊娠中の方は使用しないほうが良い。」
この二点です。

薬剤は直接体内へ取り入れる為、服用前は不安が多くあることと思います。
そのため、きちんと知識を持ち、理解しておくことが大切です。
妊娠中に使用できないものもあるので、薬以外の治療方法を試してみることも大切です。
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