薬物乱用頭痛になったら薬を飲まないほうがいい？

頭痛薬の飲み過ぎでなってしまう可能性のある「薬物乱用頭痛」
もし自分がなってしまったらどうすればいいのでしょう？ここでは「薬物乱用頭痛」の治療法を紹介していきます。

●そもそも「薬物乱用頭痛」って？
「薬物乱用頭痛」とは、頭痛薬の飲み過ぎで薬が効かなくなってしまったり、痛みのレベルが高くなったりなど、
元々頭痛持ちだった人が薬の多用が原因で、より酷い頭痛の症状が出てしまったり、頭痛の症状が消えなかったりしてしまうことです。
そういった状態のことを「薬物乱用頭痛」といいます。

●どうすれば治る？
そもそも、「薬物乱用頭痛」は文字通り「薬を乱用することによって引き起こされる頭痛」なので簡単に言ってしまえば「薬を飲むのを辞める」のが一番の治療方法です。
けれど、頭痛がつらいものはつらい、痛いものは痛いですよね。けれどそれを頑張って、最低でも２ヶ月間は原因になっているであろう薬を服用するのを辞めてみましょう。
「薬物乱用頭痛」は一種の「薬物中毒」でもあるので断薬をしてから２周間ほどはその反動で吐き気や激しい頭痛が起こることがあり、かなり辛いかと思います。
けれど、日が経つにつれて痛みが徐々に治まってきたり、痛みの感覚が長くなってきたりと、元々の頭痛の症状に近いものになっていきます。

●その後はどうすればいい？
一度「薬物乱用頭痛」になってしまうと再発しやすいものなので、薬を極力飲まないような生活をしましょう。
それでも飲まなければいけないときは服用回数を守る、予防的に薬を飲むことをやめることも重要なポイントになってきます。
現在は薬以外にも「健康食品」や「サプリメント」で改善できるものもあるので薬以外の方法を試してみるのもひとつです。


現在「薬物乱用頭痛」に苦しんでいる方、また、もしかしたら自分は薬物乱用頭痛かもしれないと思われる方は一度飲んでいる薬の量や飲む頻度を再確認しましょう。
たかが頭痛…と放っておくとより酷い状態になってしまいますよ。