薬なしで偏頭痛を治しました。 ~偏頭痛からの解放~

偏頭痛の前兆

偏頭痛には「前兆のあるタイプ」と「前兆のないタイプ」がある?!

偏頭痛との付き合いが長い人は、痛みが出る前に「あ、痛くなりそう」というのがわかることがありますね。そんな偏頭痛の「前兆」についてここでは説明していきましょう。

●「前兆」がわかる人は以外と多かった
「あ、なんか頭痛来そう」「もうすぐ痛くなるかもなあ~」と思う人は「偏頭痛持ち」の人の全体の約2~3割いるそうです。
思いの他多くの人が「偏頭痛の前兆」を感じることができています。けれど「前兆」がわからない人が鈍感だから、だとかそういうことはありません。
偏頭痛には「前兆のあるタイプの偏頭痛」「前兆のないタイプの偏頭痛」2種類があるのです。


●どう違う?前兆が「ある偏頭痛」と「ない偏頭痛」
前兆のある無しがどう違うのかというのは、医学的に言えば細かく様々な定義がありますが、わかりやすく言えば「前兆のない偏頭痛」での「頭痛時」の症状が、「前兆がある偏頭痛」では、頭が痛くなる前に出ることが多いということがあります。例えば偏頭痛の痛みが発症されている時にくる吐き気が、痛みよりも先に訪れたりすることがあります。
どちらのタイプが重いのか、どちらのほうが良いのか、というのは個人差があるので一概に言うことはできませんが、どちらのタイプにしても、それぞれ辛い症状を伴い「頭が痛い」という部分に関してかわりはありません。


●一番わかりやすく基本的な「前兆」

よく言われる「偏頭痛の前兆」というのは、「痛みが出る前に視界にチカチカとした光が見える」というものです。
これは「閃輝暗点(せんきあんてん)」といい、「前兆がある偏頭痛」の典型的な症状の一つです。
視界の中心、または片側に、最初は小さな光の点が現れ、段々とチカチカとフラッシュしながら大きくなっていきます。



症状が重い人はそのせいで視界のほとんどが白いもやのようなものがかかって見えなくなってしまうので「視覚障害を伴う」とされています。
その他にも手足のしびれを伴ったり、言語障害を伴う場合もあり、だいたいその症状が収まって20~30分ほどで頭痛が発症します。


こういった前兆がなくても、気圧の関係などで「あ、痛くなりそう」と思う人は多いかもしれませんが、前兆がはっきりとしている人は予防に努めることが一番ですね。