偏頭痛の症状の強さは人それぞれ？

多くの日本人が悩まされている「偏頭痛」ですが、その症状も人により様々です。
代表的な症状から、重くなった時の症状などをここでは説明していきましょう。

●典型的な偏頭痛の痛み方
一般的に「偏頭痛」とは、頭の片方、または両側のこめかみ部分がズキズキ・ガンガンと痛むものになります。
人によっては、最初は片方だけの痛みだったのが徐々に両側の痛みに変化していったり、両側だったのが片側だけになっていったり様々ですが、どれも共通して言えるのは、歩いたりで体を動かす度にその体の振動や、音に痛みが反応してズキズキと痛むということです。

●酷い時は本当に酷い「偏頭痛」
ちょっとした振動などで痛みが増し、ズキズキと頭の中で痛みが続く偏頭痛。酷いときは、パソコンのキーボードを叩く音にさえ反応して痛みが出ます。
けれど重くなればなるほど、症状は「頭」以外の場所にも出てくることがあります。まず、頭が痛すぎて歩けなくなったり、動けなくなってしまうことも多いです。
これは根本的な所が「頭が痛いから」という部分に直結しているのでわからなくはないですが、頭痛が酷すぎて吐き気を伴ったり、我慢できずに嘔吐してしまうこともあります。

●外的要因で酷くなることも
偏頭痛は20代以上の女性に多いので、学生のように「頭が痛いので休みます」なんて気軽に休息を取れないことも多いですね。
なので、しっかりと薬を飲んで安静にしていれば治ったものが、それが出来ないために悪化させてしまうこともあります。
偏頭痛は光や音に反応することが多いので、騒音でうるさい場所から移動出来ないようなときに痛みが酷くなったりもしますし、入浴・運動・飲酒・喫煙なども痛みを悪化させる要因になります。

偏頭痛は一言で「偏頭痛」と言っても、痛みのレベルや症状の強さは人それぞれです。
そして長い付き合いになることもある頭痛の一つなので、自身がどうすれば症状を抑えることができるのかをしっかりと意識し考える必要があります。
「たかが頭痛」と軽く見ないで、痛みが辛いときだけでなく「今は軽い痛みだけど、酷くなりそうだな」というときもなるべく無理はしないで安静にしていることが症状を重くさせないポイントの一つです。